台風の夜に

台風が首都圏に上陸しつつある夜ですが、何年か前にも似たような日がありました。
その日も午後から夜にかけて台風が直撃するということで、会社内でも15時くらいに「出来るだけ定時で帰宅しましょう」との社内放送があって、神奈川や千葉の人は、多摩川や荒川の水量が増して電車が止まって帰れないかも?なんてな雰囲気にもなりました。
そんな中で僕のいる部では、女性社員に対しては「定時前でも早く帰った方が良い!」との声が意見が出て、彼女たちも不本意?ながらも帰宅していきました。これは、「女性は保護してあげるべき」というパターナリズムなんでしょうか?それともリスク管理から、定時までいたために結果として会社に泊まることになる可能性( 女性に会議室の椅子で仮眠しろとは言えないし、タクシーやホテルも確保出来ないかも知れない)や、帰宅途中で電車運転見合わせのため駅で難民状態になる可能性、を避けるためなのでしょうか( それだってパターナリズムという気がしますが)?
僕はこれこそ明白な男女差別でおかしいと思ったものでした( 彼女たちも「いいのかな?」と思っていたのかも知れませんけど。)。もちろん、彼女たち女性社員を大切にしよう、という会社社会の家族的な善意なのは承知してるんですけどね( その家族的な雰囲気のおかげで働きやすい雰囲気です)。男性社員なら、何かあっても平気だということなんでしょう。
で、今日も同様な展開になるかと興味深く見守っていましたが、台風の速度が遅く、そこまでの展開にならなくてちょっと残念。