09ナビスコカップ決勝

例年より少し寒いナビスコカップ決勝。首都圏同士であり多摩川クラシコなる決勝ということもあって、スタンドは綺麗に半分に分かれました。どちらのサポーターでも無いけど、Jリーグ全体の発展を考える立場としては、まだ無冠の川崎に勝って欲しいと願ってましたけど・・・

川崎のサポーターの中にいたので、隣の人たちが喋りやすい感じだったら、

うちから行った「山岸」はどうですか?

と訊きたいところだったんですが、どうもそんな雰囲気でなく、気弱なのでインタビューは諦めました。

圧倒的に川崎がボールを支配しながら先制点が取れないうちに、米本の予想外の位置からのスーパーゴールが決まって、後はカウンターによる平山の2点目でFC東京の快勝です。
後半20分くらいからの、穴熊戦法とも言うべき引きこもりのFC東京と、クロスと中央突破の力攻めを繰り返す川崎の戦いは見ごたえあり。点が入る感じは正直あまり無いんだけど、カウンターでやられてからも、愚直に同じことを繰り返していきます( コーナーキック12でした)。とは言え、だんだん時間が無くなって来て、もう無理って空気が観客席にも感じられました。やっぱり川崎はスペースが無いと苦しいですね。

その結果、久々に聴いたFC東京の「眠らない街」でしたけど、実のところ、このチャントは結構好きなんです。それはさておき、こうなると今年の川崎には是非リーグ優勝して欲しいと思います。思いますけど、次の試合は等々力でのJ2降格寸前の千葉戦。困ったな・・・