鹿島の国に行って来た(鹿島3−0千葉)

今回行かなかったら今後数年間は機会が無いだろう、というサポーター失格のネガティブ思考に基づき、初めて鹿島スタジアムに行って来ました。

前日まで八重洲南口からバスが出てることも知らない状態でしたけど、少し眠っているうちに利根川を超えて、鹿島の国に入り住友金属前も経由してスタジアムへ。平坦な風景の幹線道路沿いに巨大なスタジアムがある光景は、地域の象徴としての意味合いが感じられ、郊外の公園にある運動施設といった他のスタジアムとは違う印象です。

実のところ、僕の勤めてる会社には鹿島サポが沢山いて、何組もの夫婦サポに出会いました。土日に会社の人に会うのは好きではないのですが、こういうのはいいですね。

当日は「稲敷市DAY」だったみたいですが( ごめん。家に帰って地図で確認するまで、どこか判らなかった)、大勢の観客といい、豚串やモツ煮込みを売ってる人といい、あらためて「茨城」の「顔」だなあ、なんて思いました( 会社に茨城の人が結構いるので大まかなパターンを知っています)。東京周辺のスタジアムでは感じられないことで、やっぱり小旅行ですね。

ゴール裏については分からないけど、バックスタンドはほのぼのとしていてスタジアム内の雰囲気は素晴らしい。まあ通路が広くて、4万人のキャパなのに半分以下だから、売店・トイレ等含めてギスギスしていないのかも知れません( その観客数でも十分に地域の祝祭感があります)。

バックスタンド2階からの眺めは、僕が知る限り「最高」です( ピッチの近さと急な傾斜が魅力的)。一方で中2階(?)通路コーナー付近から見上げると、10年以上前に行ったサンシーロみたいな感じ( もちろん2階席のラインが全然違うし、コーナーに円筒状の構築物が無いのは承知してるけど)。

試合内容については、何も語ることがありません。6試合未勝利ということが信じられないくらい、鹿島の無駄の無いポジショニングによるパスワークが素晴らしい。これが千葉や代表でも見たいフットボールなんですよね。ほんの少し前には手にしていたのですが・・・

監督の戦術や個人のプレーはさておいても、昨年の今頃とはプレーの緊張感が何か違う感じがするのです。奇跡は何度も起きるものでは無く、降格と昇格を繰り返すよりは、数年間はJ2にいることを覚悟して、チームをゼロから作り直して行った方が希望が持てると思っています。